こんにちは!鹿児島スタジオに興味を持って頂き、ありがとうございます。
この日記で公開している写真などは、”少し前のもの”です。
実際はもっと制作は進んでいますが、「制作の過程も見たい!」とおっしゃって下さる方が多くおられたので、
過去の写真を引っ張り出して、つらつら記していきます。
eggのスタジオがどんな試行錯誤を経て作られているか、のぞいてみてください👰👀
今作っているブースはこちら。
(初公開のブースです。まだまだ制作途中の風景です。)
とてもいい感じになりそうなのですが・・
ただ、この写真を見て僕が気になったのは、以下の点です。
そこで、この壁の手前にあるドアを開けて、光を入れてみました。
その写真がこちらです↓
これはいい!
と思いました。
比較画像↓
特に、下部の色味や明るさが大きく変わったことが、お分かり頂けるのではないでしょうか?
光が変わることで、これだけ印象が変わるんですね。
これが、eggが事前にほとんどスタジオのデザインをしない理由です。
(これを言うととても驚かれることが多いのですが。)
ウエディングスタジオのデザインは、人間の目ではなく、あくまでもカメラで見た時の見え方が重要になるので、
カメラマンが、現場で光とレンズ焦点距離を見ながら、すべてを組み立ていく以外に方法が無いんです。
話を戻します。
そして、上記の写真を見ながら、次に思ったのはこちらです。
「ここから装飾していくわけだけど、それは置いておいたとして、どうにも天井が寂しい・・」
「あと、もっと写真に奥行きがほしい・・」
「天井から布を垂らすのはどうだろう・・?」
「いい感じの布が欲しい・・」
とは言え、そんないい感じの布はすぐには無いので、スタジオ内を探してみたところ、アンティークドアを購入したときの梱包材のプチプチがあったので、
それを布に見立てて垂らしてみました↓
ステキやん・・?
と、僕の中の島田紳助さんが言った気がしました。
ランダムに光が入っているので、布(に見立てたプチプチ)にも光と影が生まれて、とても綺麗ですね。
このまま布を増やして合成してみました↓
いい。
あとは、これをベースにして、草や花などで装飾をしていきます。
ちなみに、上から撮ってもいい感じでした。
こんな具合に、現場でゼロから作っています。
今回は非常にスムーズにいきましたが、実際はそうでないことも多く、毎日頭を捻りながら作っています。
そうやって生み出されてきたのが、以下のブース達です。
鹿児島スタジオはもちろん、宮崎スタジオも毎日お問い合わせ頂き、ありがとうございます。
引き続き、よろしくお願いします。
何気にeggfilm史上、初ブログでした。
有川